第3回 本の紹介「読書する人だけがたどり着ける場所」

日常生活

こんにちわトロです
皆さん、ネットやテレビで情報を得ているだけになってませんか?

3流さん
3流さん

ニュースや調べ事もネットやテレビで十分足りているけど、それじゃ駄目なんですか?

確かに、必要な情報をピンポイントで調べられるネットは、画期的です。
しかし、それだけではいけない事を纏めた書籍をご紹介します。

「読書する人だけがたどり着ける場所」

著者 齋藤 孝
定価 800円+税

「深い人」「浅い人」の差は読書でつくられる

序章 なぜ、いま本を読むのか
第1章 読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは
第2章 深くなる読書 浅くなる読書 何をどう読むか
第3章 思考力を深める本の読み方
第4章 知識を深める本の読み方
第5章 人格を深める本の読み方
第6章 人生を深める本の読み方
第7章 難しい本の読み方

の構成で書籍は出来ている。
読んだ感想としては、「教養のある人生と、教養のない人生。どちらがいいですか?」と一文が印象的かつ結論です。

教養とは個人の人格や学習に結びついた知識や行いのこと。これに関連した学問や芸術、および精神修養などの教育、文化的諸活動を含める場合もある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

今回は序章・第1章・第2章のご紹介いたします。

なぜ、いま本を読むのか/読書でたどり着ける「深さ」

現代人の集中力が低下している事を示す研究があります。マイクロソフトが発表した所によると
現代人のアテンション・スパン(一つのことに集中できる時間)
2015年 8秒
2000年 12秒

4秒も縮み、金魚の9秒より短いと言います。

3流さん
3流さん

えっ!?金魚以下なんですか?しかも現在2021年だから・・・もっと短くなっている可能性もありますね

原因はインターネットの進歩です。スマートフォンから常にいろいろ情報にアクセスしたり、SNSで常に短いやり取りするようになったことで、
ある意味「適応」した結果です。

情報社会に適していくうえで、膨大な情報から有用な情報にはあまり接していない私たちは、浅瀬で貝殻を取っているようなもの。
その情報以上に知識が広がらない事が問題にしています。

読書で「潜る力」を鍛える事が出来る=「深い人」になれる。
深い人とは「物知り」とは違い、教養が人格や人生にまで生きている人が「深い人」です。

ネットで専門知識ばかり追い求めると、他に派生する知識を得る事を疎かになる。

ガンプラ制作でいうと、動画や作者例ばかり見て、同じ手法を試しているばかりでは、その原理(基礎)を知る事はできません。
塗装は「色の知識」がないと色のバランスが悪くなりますし、
スジ彫りのディテールは「機械構造の知識」がないと不自然になってしまいます。

何故そう言う手法になったのか?を自分で調べる癖を付けていく事が大切です。
映像じゃないと分からない事(道具の使い方等)もあるので一概に書籍のみで知識を得るのが正しいとは言いません。

深くなる読書 浅くなる読書 何をどう読むか

読書する事で、一流の人の「認識力」を身に着ける事が必要です。
「著者の目でみる」ことで、自分の見え方以外の方法を考える事を意識する事が大切です。

それが出来てくると深い認識はあらゆる分野に繋がっていきます。
プラモデルの色の知識が塗装に反映され、機械構造の知識がディテールに関わってくるような、
点と点を結んで線にしていく事で大きな結果が生まれます。

まとめ

本を読む事で、「潜る力」を鍛えて、深い人を目指す=教養のある人生を得る
「認識力」を身に着けてあらゆる分野に繋げる=点と点を繋げていく

第3章以降に関しては、本を深める読むためにおススメ書籍を紹介しつつ見所ポイントを抑えています。
もっとご紹介したいのですが、是非本書を取って読んでみてください。

かなり読書する事に意識が芽生えてくるはずです。

ではまた~

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