こんにちはトロです
前回FIREの為の準備をお送りしましたが、
実際何をしていくのがFIREになっていくのか?
を考えていきましょう
前回のおさらい
・毎月の支出の把握
・支出の最適化
・証券口座を開設する
毎月の支出は把握できるようになったよ。コンビニに行く事がかなり減ったよ
FIREを実践してく為に
~注意~
資産運用は自己責任となります。一切の責任を負いかねます。
お金を増やす大原則(資産形成)
収入ー支出+(資本+運用利回り)
FIREを実践するために必要な収入は不労所得です。
不労所得とは
自分自身が働かなくても収入が入ってくる所得を指します。
一般に、何らかの権利や状態を維持管理すれば継続して得られる収入源という意味で用いられることが多い。
労働収入以外で手に入れる状態を作っていく事が必要です。
一般的に株・債券の配当金による配当所得・不動産の家賃収入による不動産所得が不労所得と言われています。
その株・債券を詳しく見ていきましょう。
投資家と投機家
皆さんは投資家と投機家の違いがわかりますか?
一般的に株を買っているのが投資家が普通じゃないの?投機家なんて知らないよ
投資・投機は両方株を購入する事は一緒です。
しかし、その株を買う理由をはっきりしているかが違いになります。
投資家とは
「賢明なる投資家」著者ベンジャミン・グレアムより
詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、かつ適正な収益を得るような行動を指す。
投機家とは
この条件(投資家の行動)を満たさない売買を、投機的行動である。
つまり投資は、その株(会社)を調べて売買するって事だね
雑誌などの「株で大儲け!」を鵜呑みにせず、自分自身で会社を調べる事をオススメします。
「雑誌に書いているから損はしない」や「テレビで言っていたから大丈夫」などは、責任を転嫁しているだけです。
株・債券を知る
株とは
株式会社が発行している株を所有する事で持ち主は株主になります。
株主になると決算に出た利益を配当金として株主に還元されます。
債券とは
国や地方団体や企業にお金を満期まで預ける際に発行される物です。
期間は3~5年など長いですが預けた金額に対して利子が得られます。
満期になると元本は返金されます。
昔から株・債券ってイメージがあるけど危ないイメージがあるよ
確かにリーマンショック(2008年)なので株価が暴落して、会社が倒産して持ち株が紙切れになったりする。
東日本大震災(2011年)でも、安定だった「東京電力(9501)」が原子力発電が問題になり暴落。
銀行預金より東京電力の株を持っていた中高世代の方は、かなりの痛手になりました。
自分が取れるリスクを考えて投資をする必要があります。
自分が取れるリスクを考える
投資対象を売買する場合、リスクを考えましょう。
一攫千金狙いの全額投資は自分のリスク許容範囲で行っているとは言い難いです。
リスクを取り過ぎて失敗している事が危なってイメージなんですね
毎月の収入以上の出費をしなければ投資はリスク許容範囲になります。
人によっては、安全防衛金(仕事が無くなっても1~3年程度の生活資金)を準備してからの投資を行うと
株による「不安」が少なくできます。
日本の優遇制度「NISA・つみたてNISA」を使用する
現代の日本は、まだ「預金」が大多数を占めています。
他の先進国(アメリカ・ヨーロッパなど)は「投資」が大多数を占めています。
投資を身近にしようと国の制度で「NISA」と「つみたてNISA」非課税口座が2014年から始まりました。
NISAは証券口座(特定口座)とは違い、
株を売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
銀行行くとポスターとかチラシとかあったけど気にしなかったよ。そんな魅力的なんだ
NISA
投資方法:通常買付、積立買付
対象商品:株式(ETF含む)、投資信託
非課税投資枠:120万円
非課税投資期間:5年間
途中引出:可能
つみたてNISA
投資方法:積立買付
対象商品:投資信託(一部ETF含む)
非課税投資枠:40万円
非課税投資期間:20年間
途中引出:可能
注意!NISA・つみたてNISAは、どちらかしか開設できません。
2023年まで制度になります。
2023年って・・・あと2年で終わるじゃないですか!?
改正でNISA制度が続く予定ですが、今まで通りの買い付けに制限がかかるようです。
投資スタイルでどちらかを選ぶ
NISAとつみたてNISAはどう違うの?
NISA
個人株を売買できます。
メリット
・成長株を買うと株価上昇時の評価益も税金がかからない。
・株主優待を得られる
・集中投資で高額配当金を得られる
デメリット
・株価が下落すると元本を割るので、資産が減る。
・株主優待が突然撤廃される
・配当金の減配・無配がある
・120万円以上の株は購入できない
つみたてNISA
投資信託運用になります。
メリット
・毎月3万円程度の積立できる(ドルコスト平均法)
・厳選した投資信託なので、倒産などは少ない
・長期投資でゆっくり利益を得る
デメリット
・個人株が買えないので株主優待は得られない
・年間40万円なので飛躍して配当金を得られない
どちらも一長一短って感じですね
まとめ
FIREの実践工程(NISA・つみたてNISA)を説明しました。
NISA
・1年投資枠:120万円
・非課税期間:5年間
・個人株も売買可能
つみたてNISA
・1年投資枠:40万円
・非課税期間:20年間
・厳選された投資信託
どちらかを選択して運用する。
2023年までの制度になる。
そして、自分のリスク許容範囲を取る事が大切です。
会社を知り売買判断をしていく(投資家になる)
行動を起こしてからが始まります。
皆と同じ事をしているだけじゃ何も変わりません。
投資を身近な事にして、豊かになりましょう。
ではまた~
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