豪徳寺を散歩してきました！【歴史を知る】

こんにちはトロです。
近いけど行った事が無かった【豪徳寺】に散歩にいってきました。

波斗

小田急線を使っているのに、気にしていませんでしたが意外と穴場観光スポットらしいので行ってみましょう

ちび太

ワン！(駅からそんなに遠くないからすぐ行けるね！）

豪徳寺とは
世田谷区にある曹洞宗の寺院。
彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺(先祖の墓があり、葬礼・仏事を営む寺)で、
井伊家ゆかりの文化財が多く所蔵さています。
1633年に、世田谷が彦根藩の所領地となり、「弘徳院」を、
江戸菩提寺と定めました。
その後、1659年2代藩主井伊直孝の法号
「久昌院殿豪徳天英大居士」に因み、豪徳寺と改称され、
大名家墓所に相応しい伽藍を整え現在に至ります。
江戸時代の大名墓所の形態をよく保存し、
周辺では最大規模の国指定史跡となっています。

紬

豪徳寺が井伊家との関りがあっと事を知らなかったので到着したときに、彦根城のポスターが貼ってあったのでびっくりしました

波斗

井伊家と言えば、徳川家康に仕えた武将として有名ですね。歴史があって面白いですね

では、豪徳寺に向かいましょう！

小田急線　豪徳寺駅
豪徳寺
まとめ

小田急線　豪徳寺駅

小田急線の豪徳寺駅は、
【各駅停車】でしか行けませんので、
急行や快速急行に乗らないように気を付けて下さい。

改札を出ると目の前に大きな招き猫の石像が迎えてくれます。
先程、散歩中の方が通ったのですが、招き猫の手の部分をさすって行かれました。

波斗

いいご利益がありそうですね。僕もさすっておこう

ちび太

ワン！(猫！仲良くなれるかな？)

紬

うーん。何か違和感がありますが気のせいかな？

豪徳寺駅から徒歩で約15分でいけますが、
世田谷線に乗り換えて【宮の坂駅】から徒歩5分でいけます。

豪徳寺駅からは、南に線路沿いに歩いていけば到着します。
途中の豪徳寺商店街も賑わっていますので、歩いていて楽しいです。

紬

どこのお店にも招き猫がいますね。井伊家以外に何か関りがあるのでしょうか？

波斗

はじまりは、一匹の猫が鷹狩り帰りの殿様を、寺へ招いたことだったよ。その殿様が寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめたんだ。雷雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめた殿様は、その幸運にいたく感動しました。それが彦根藩主の井伊直孝だったんだよ。その後、井伊直孝の支援があり、1633年に再興されました

紬

豪徳寺が今に至るまでの重要な事じゃないですか！それなら招き猫も納得がいきますね！

豪徳寺

参道から入る事にしました。
入口には両端を狛犬が見守っています。

ちび太

ワン！(僕も出来るよ！)

参道を入ると大きな松の木で木陰が出来ていたので、
道中の空気とガラッと変わった澄んだ空気を感じました。

波斗

写真だと分かりずらいのですが、入った瞬間の景色は圧巻でした

鳥さん達も井戸端会議をしていました。

参道を通り過ぎると山門に到着します。
【都史跡　井伊直弼墓】の石碑もあります。

外国人観光客の方が多くてびっくりしました。

三重塔

高さ22.5メートルの三重塔。
仏舎利・釈迦如来像・迦葉尊者像・阿難尊者像・招福猫児観音像が安置されています。

観光客の方たちが塔を背中に写真を撮っていました。

波斗

目の前に立つと見上げるほど高いので写真に全体を収めるのは、至難の業ですがサクサク撮っていて羨ましいです

招福殿

彦根藩主井伊家と縁が結ばれた豪徳寺。
家内安全・商売繁盛・開運招福を願い訪れる、
多くの参詣者が奉納した大小さまざまな招福猫児は圧巻です。

ちび太

ワン！(こんなに沢山の招き猫だ！びっくりした！)

波斗

ここの招き猫は、【招福猫児】と福を招いた猫としているんだ。特徴として【小判を持っていない】。それは人を招いて「縁」をもたらしてくれるのだが、福そのものを与えてくれるわけではないんだ。人との大切な縁を生かせるかどうかは、その人次第。報恩感謝の気持ちがあれば、自然とその人のもとに福が訪れるという教えから、小判を持たず、右手だけをあげているんだ

紬

あー！違和感があったのは、小判を持っていなかったからだ！話を聞いて納得しました！

沢山の招福猫児に驚かせましたが、
天気が良くて皆どことなく気持ちよさそうにしていました。

受付にて招福猫児(豆)を購入しました。
小指サイズくらいで可愛いです。
この一年間は、家内安全を頑張って頂きたいです。

波斗

大きいのもあったのですが、観光客の方に大人気でした

紬

招福猫児を持って一緒に撮影していましたね

井伊家墓所

墓所には幕末の大老13代直弼の墓、豪徳寺中興開基２代直孝の墓をはじめ、
歴代藩主や正室たちの墓が並んでいます。

波斗

同じつくりのお墓が全部歴代の藩主たちの物だと思います。ここだけ雰囲気が違うので少し緊張します

一番奥に直弼公墓所があります。
将軍継嗣問題と日米修好通商条約の締結という二つの課題に井伊直弼はは直面していた。
特に日米修好通商条約の締結には、天皇の勅許が得らないまま調印に踏み切った事で、
一部の藩主から無勅許の条約締結を違勅と非難した。
その事がきっかけで井伊直弼が暗殺されました。
これが【桜田門外の変】になります。