こんにちはトロです。
昨日東京に帰ってきました。
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2か月の京都生活も終わりましたが、充実した時間でした
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その中でもかなり京都を楽しくさせた小説がありますよね
その小説は、【京都府警あやかし課の事件簿】になります。
京都本大賞を受賞した作品になります。
その小説をご紹介します。
【京都府警あやかし課の事件簿」
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作者 天花寺さやか
価格 720円
PHP文芸文庫
天花寺さやか氏は
京都市生まれの京都育ちで、小説投稿サイト「エプリスタ」で発表した
「京都しんぶつ幻想記」が好評を博し、「神様×現代ファンタジー」部門急上昇でイチイを獲得。
同作品を加筆・改題した【京都府警あやかし課の事件簿】でデビュー。
1章 雷のエースと魔除けの子
2章 先斗町・命盛寺の伝説
3章 華やかお転婆・祇園が狙う
4章 斎王代の受難
の4話構成になりますが、【京都の描写を分かりやすく書いている】ので
知らない観光スポットが所々出てきます。
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小説を読んだ事で行ってみたい場所が増えたので良かったです
1章 雷のエースと魔除けの子
主人公古賀大があやかし課に配属されて初めての事件解決になります。
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古賀大は、”まさる”と読みますが女性です。お父さんが大文字の「大」からとったのが由来です
大はもともと霊力が高かったわけではありませんでしたが、ある事がきっかけで霊力が高くなり、
あやかしが見えるようになりました。
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細かい設定は、是非読んでみてください
2章 先斗町・命盛寺の伝説
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先斗町で開催される【鎮魂会】に参加する大。
他の皆は色々理由を付けて参加を拒むが塔太郎と玉木。
鎮魂会とはいったいどんな事が起きるのでしょうか。
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舞台は、京都の鴨川沿いの先斗町になります。
大が塔太郎と集合場所に選んだのは「土下座像」
正式には【高山彦九郎先生 皇居望拝之像】
三条駅を降りてすぐありますので、集合場所に使われるとか。
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実際聞いてみると渋谷ハチ公並みに知名度が高いわけではないので、地方の方々には通じないそうです
トロもこの小説を読んでみてきました!
思ったより大きく、これは土下座像と言われても仕方ないような姿勢。
観光スポットとしてはマイナーな方だと思います。
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周りのスポットが凄すぎて中々見る機会はないですからね
3章 華やかお転婆・祇園が狙う
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あやかし課に娘の捜索願で依頼者から始まります。
舞台は祇園。そこで行われる怪しい競売に大たちが突入します。
祇園の事ならここに訊くべきと言う事で、【辰巳大明神社】を大たちが訪れます。
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辰巳大明神社は、南東を守護として建てられた神社で、
芸舞妓が技芸上達を願い始め、さらに商売繁盛などの信仰も篤くなっています。
逸話で、狸の悪戯を繰り返した為、地元の人たちが狸を祀る為に祠を建てたところ、
悪戯が収まった。それが今の辰巳大明神社ともいわれています。
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商売繁盛の神様なので夜遅くですが、参拝させて頂きました
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神様もごめんなさい。寝ている時に起こしてしまいました
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小さい神社ですが、とても有名な場所なので行ってみてはどうでしょうか。
神社までの道中も石畳で建物の並んでいて、雰囲気は最高です。
4章 斎王代の受難
京都三大祭りの一つ葵祭で、斎王代に選ばれた女性のお腹が何故か大きくなってしまう。
妊娠しているようになってしまっているが中は空洞であり、
あやかし課に依頼が舞い込む。
原因はただのあやかりなのでしょうか。
雷のエース塔太郎の出世などが語られるます。
そして、今回の敵は強敵です。
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内容も語りたいのですが、これは是非読んでみてもらいたいです
まとめ
周りに起きる事件や事故は、あやかしの悪戯かもしれません。
しかし、あやかしも人間の中に溶け込み暮らしていたりします。
時には、あやかしが人々を助けている事もあります。
そんな非日常部分と日常を合わせた作品が
【京都府警あやかし課の事件簿】になります。
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読んでいて、京都の知らない事が複数散らべられているので飽きない作品です
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何より神様がいろんな姿で京都を見守りつつ、あやかし課と協力している部分はとても面白い点でした
皆さんも京都府警あやかし課の事件簿を読んで、
京都観光を楽しんでみてはどうでしょうか。
ではまた~
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