こんにちはトロです。
京都府警あやかし課の五作目を読み終えました。
第四巻の記事を天花寺先生からメッセージを頂きました。
いつもありがとうございます!
見て頂いているのと思うと、なんだかお恥ずかしい限りです
読むたびに、京都の魅力に溢れているので毎回楽しみしていますね
読んでしまえばすぐに読み切ってしまう程、
楽しませて頂いております!
今度の敵は、陰陽師集団!?
京都府警あやかし課の事件簿5
作者 天花寺さやか
価格 800円
PHP文芸文庫
天花寺さやか氏は
京都市生まれの京都育ちで、小説投稿サイト「エプリスタ」で発表した
「京都しんぶつ幻想記」が好評を博し、「神様×現代ファンタジー」部門急上昇でイチイを獲得。
同作品を加筆・改題した【京都府警あやかし課の事件簿】でデビュー。
本作は5作目になります。
目次
序
第一話 洛中の桜とお忍びの神使
第二話 芸術集団・可憐座と三条高倉の籠城戦
第三話 花舞う祇園と芸舞妓~日常編~
第四話 花舞う祇園と芸舞妓~事件編~
終章
第一話 洛中の桜とお忍びの神使
喫茶ちとせに依頼が来た。
今回は、素性を明かさない”カンちゃん”を一週間預かるという内容。
大達が京都の観光を含めて案内することに。
平和な任務でホッとしていた大達だったが、
事態は思いもよらぬ方向に!
カンちゃんの正体とは!?大達は任務を完遂する事ができるのか!?
ちとせの皆さんが、一番の桜の名所を言い合う場面が印象的でした。京都に行った際は巡ってみたいです
このお話で知ったのですが、
お花見はもともと“梅の花”だったのですが、
平安時代に嵯峨天皇の花宴の節で”桜”で行ったことから花見=桜になったそうです。
桜も綺麗ですが、梅の方がトロは好きです。ちょっぴり寒い季節に咲いているところが春の訪れを感じます
第二話 芸術集団・可憐座と三条高倉の籠城戦
博物館に奉納品を盗みに来ると予告状が届いた。
可憐座と言う集団から奉納品を守るべく、
あやかし課が総勢力で動き出す!
犯行日を特定しつつ、大達はその日の為に、
修行を行う。
あやかし課と可憐座の長い夜が始まる!
「今までで、戦闘描写が迫力がありました!可憐座の目的もあまり分からない部分が多いので今後が楽しみです」
「玉木が優秀な同期と比べられると、落ち込んで辞めたくなってしまう気持ちが分かります。塔太郎の言葉がなければ私だって辞めてると思います」
可憐座との戦いになると、あやかし課が優勢で終わると思いきや番狂せが起きてしまうところが、
ハラハラして読み切ってしまいました。
第三話 花舞う祇園と芸舞妓~日常編~
舞妓さん達が邪気に毎日悩まされているのをどうにか解決してほしいとの依頼。
邪気を払っても時間が経てば邪気が増えるので、
置屋に住み込み調査と邪気払いをする事に。
置屋は、神聖な場所なので女性の大が任命された!
初の1人での任務に大は解決できるのか!?
初の舞妓さんの生活に踏み込んだ話になります。なかなか知り得ない生活感が新鮮な感じでした
練習に姉さん達の舞なども見て覚えたり、1日が倒れてしまいそうな程、大変ですね。あと置屋って場所が舞妓さんの家って事も初めて知りました。こんな世界があるなんて不思議ですね
第四話 花舞う祇園と芸舞妓~事件編~
一つ一つの邪気は小さいものだが、
これは氷山の一角に過ぎなかった。
大は、裏の大きな事件が見えた時、
どう立ち向かうのか!?
2章にわたって描かれているので、詳細は書かないようにしますが、真犯人との対決は読んでいてハラハラしてしまいました
少しネタバレになってしまいますが、姉妹の絆はどんな神力を使っても意味がないって感動的でした
まとめ
2年目の春が今回の物語でしたが、
一番の大の成長が描かれていました!
4巻で活躍したまさるは、今回控えめなのですが、
登場した際は、強くなっているのがすぐにわかるほど、
説明が上手でした。
一番は、早く大が思いを伝えてほしいと、
まだかまだかと読み進めてしまいました。
天花寺先生は、読者にも焦らしているのを楽しんでいるのか!?
最初の第1巻を読んだのが3年前なのですが、読めば登場人物がすぐに動き出すのがわかるので面白いです
私も舞妓さんになりたいなー。練習すればできるかな?
あやかし課を読むだけで、
京都観光をした気になってしまうので皆さんも読んで見てはいかがでしょうか。
ではまた〜
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