こんにちはトロです。
今回は、ほとんどの人が知らないお金の知識を見ていきましょう。
日本の制度をフル活用
・老後2000万円問題
・iDeco
について紹介します。
日本の制度は、何度か記事にしてますけど更に深めていきます
お金の知識は、皆さん思ったほど知らない事が多いはずです」
参考書籍
【貯金すらまともにできませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください】
税理士 大河内薫
漫画家 若林杏樹
定価1200円
この本を中心にお話ししていきます。
ギャグ漫画だから読みやすいので、是非手に取ってみください
日本の制度をフル活用の前に・・・
流行には敏感な私たちですが、お金の話はどうでしょうか?
そもそもお金の知識は、どこで身に付けるのでしょうか。
不思議な事に学校では、教えてくれません。
トロは、商業高校に通っていましたが、【簿記】などの会計の勉強はしていても、
【確定申告の書き方】や【税金への知識】は、知りませんでした。
日本人は、お金の話を嫌います。お金持ち=汚いっというイメージが根強い為です。
そして何より、今の自分のお金の知識は、親からが大きな影響を与えていませんか?
他に知識を得る方法として、他人から教えてもらうです。
この方法は、「テレビで言ってたから」「ネットで皆がやっているから」と
良い部分だけを切り抜いて他人に広めている可能性があります。
その知識も元を辿ってみると、詐欺や逆に多くのお金を浪費してしまう原因になります。
自転車の乗り方を覚えるときでも、身体がケガをしないようにサポーターやヘルメットで”自分を守る”事をして使い方を覚えます。お金も必要な知識を付けると、ネットやテレビの情報を鵜呑みにする事は減っていくはずです
老後2000万円問題
老後2000万円問題も説明できる人はどれだけいるのでしょうか?
次のどれが正解でしょうか
①資産が2000万円あれば老後も問題なし
②年金と2000万円あれば老後も問題なし
③全ての人が2000万円ないと老後が問題である
④全ての人が2000万円必要な訳ではない
②じゃないかな?年金含めて2000万円あればってテレビで言ってたからね
正解は④です!ヨイヨさん、最初にも言いましたが【テレビの知識】を鵜呑みにしては、いけませんよ!その理由を見ていきましょう
2000万円の金額は、あくまで平均値の金額です。
金融庁の計算
サラリーマンの夫と専業主婦の場合
・20~60歳の平均月給約30万円
・60歳から貰える年金の世帯収入が約20万5000円
しかし、毎月の生活費は約26万円
・結果、5万5000円足りない事に!
90歳までの差額
55000×12か月×30年=約2000万円
100歳までと考えると2700万円問題になってしまいます。ヨイヨさん、何か気づくことがありませんか?
生活費26万円って数字は、平均値って事ですよね。トロさんの家計簿だとオーバーしたりと幅があるので何とも言えませんね
そして、この問題を解決する術は社会人になってきてから実行すれば大丈夫な事があります。
【バビロンの大富豪の法則10分の1貯金】を行うです。
サラリーマンの生涯賃金が約2億円なので、
10%を貯金していけば2000万円問題は解決します。
この知識は、社会人になる前に学校で教えてもらいたい内容ですね。
2000万円問題は、
・貰える年金収入額と毎月の生活費の差額を平均で計算したものである
・まず毎月の支出額を把握して、老後貰える年金収入額の差額をちゃんと把握する事が必要
年金平均受給額
・自営業・専業主婦(国民年金のみ)
約5万円/月
・会社員・公務員(国民年金+厚生年金)
約14万円/月
目安になりますので、今できる対策をしっかりしてきましょう。
iDecoを進める政府
個人型確定拠出年金と呼ばれるiDecoですが、
簡単に言うと、【自分で年金を積み立てる】事が出来ます。
これは、自営業や会社員・公務員の誰でもiDecoを始める事が出来ます
注意点としては、国民年金保険料を支払っている事が必要です
iDecoは、銀行や証券口座で開設が可能です。
扱っている商品や手数料に違いがありますので
色々調べる事をオススメします。
対象 | 日本に住む20歳~60歳未満 |
買える金融商品 | 投資信託・定期預金・保険 |
いくらから? | 5000円から |
掛金の上限 | 年間14.4万円~81.6万円 上限は人によって異なる |
引き出し | 原則60歳まで引き出せない |
運用益の非課税期間 | 70歳まで |
受け取り時の税金 | かかる |
iDecoの仕組み
・iDeco専用口座にて資産運用される
・60歳まで積み立てたお金は基本的に引き出せない
・月5000円から積立可能
・iDecoで積み立てたお金が確定申告・年末調整時に控除対象になる
この制度を上手く活用する為には、
税金の控除になる点ですので、年収103万円以下の場合は控除対象外になってしまいます。
自営業や フリーランス | 会社員 | 公務員 | 扶養されている人 | |
月々の上限額 | 6万8000円 | 企業年金なしの場合 2万3000円 企業年金ありの場合 1万2000円~2万円 | 1万2000円 | 2万3000円 |
iDecoは、投資信託という形で資産運用していきますので、引き出し出来る60歳になった時に元本割れのリスクもあります
貯金と違って、減るリスクもあるって事ですが!?それじゃやらない方が良いんじゃないですか?
更にiDecoを受ける時に、一括か分割受け取りが選べますが、
どちらにも税金が発生してしまいます。
退職金控除の対象になりますが、細かい計算は人それぞれですので
専門家に確認した方が良いでしょう。
まとめ
・お金持ち=汚いではない。お金の知識がない=未来の不安が多くなる
・2000万円問題は、毎月の生活費と年金額によって人それぞれ(各自確認しておきましょう)
・年金受給額を増やすためにiDecoを活用する
この書籍の最後に税理士 大河内薫さんから
「経済協力開発機構(OECD)の資料で、小学校から大学までの教育機関への公的支出の割合は、資料内34ヶ国中で日本は最下位でした。」
これが教育に投資をしない国の実態です。
悪循環の理由
・国家レベルでお金の使い方が下手
・そもそも日本にお金の教育がないから
・自ら学ばないのなら、政治家だってお金に弱い
日本のお金の教育が変える事ができれば、お金に強くなり経済大国へと復活し、好循環になる
その為にお金の教育を広める活動の一つとして本書が出来ました。
収入は減る一方で、学費は昔と比べて上がっています。
お金がないとまともに教育を受ける事が出来ない日本が良いと思っている人はいるのでしょうか?
もし他人事と思っているようであれば危険信号です。自分の事を守るのは、国ではありません。お金の知識を持った自分が守ります
お金は、人生で切っても切れない関係です。だからこそ一緒に歩む必要があります
共有したい知識はまだありますが別の機会に。
皆さんも【お金のお守り本】を手に取って学んでいきましょう。
ではまた~
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