【小説】京都府警あやかし課の事件簿3

日常生活

京都府警あやかし課の三作目を買ってきました。

トロ
トロ

主人公の大もあやかし課として少しずつ慣れてきています。今回は、京都の水と弁慶をテーマに話が動き出します

ヨイヨさん
ヨイヨさん

第二作の鬼笛で戦った相手の仲間が登場!?段々と謎の組織が見え隠れしていきます

大は、新たな事件に挑む!
猿とのまさる部による訓練で新たに技の習得に励む!
そして、塔太郎との恋心の行方は!?

それでは見ていきましょう。

京都府警あやかし課の事件簿3

作者 天花寺さやか
価格 740円
PHP文芸文庫

天花寺さやか氏は
京都市生まれの京都育ちで、小説投稿サイト「エプリスタ」で発表した
「京都しんぶつ幻想記」が好評を博し、「神様×現代ファンタジー」部門急上昇でイチイを獲得。
同作品を加筆・改題した【京都府警あやかし課の事件簿】でデビュー。
本作は3作目になります。

目次

第一話 水と貴船を訪ねれば
第二話 河原町御池の勇者たち
第三話 平安騎馬隊と都の日常
第四話 清水寺と弁慶の亡霊

第一話 水と貴船を訪ねれば

あやかし課に1人の男性が入ってくる。
名前も素性も思い出せない男性は、一枚の紙に「ちとせ」に行くように書かれていた。
男性の記憶を無くしたのか?
そして記憶に靄がかかってしまう原因は、何なのか。
大と塔太郎が解決に動き出す。

トロ
トロ

今回は、京都の水が鍵になります。井戸には龍脈が通っています。神様のエネルギーも流れているので神聖なものとしています

第二話 河原町御池の勇者たち

お地蔵が盗まれる事件が発生。
あやかし課が調べていくと、海外にお地蔵は高く売れる情報が入ってきた。
海外に逃げられるまでに大達は、お地蔵を助けることができるのか?

トロ
トロ

この話は、神様の考え方の違いが起きた部分もあります。日本では崇めたりする存在に対して、別の国では全く違う対象になっている事が分かります

ヨイヨさん
ヨイヨさん

神様ってお祈りとか、感謝したり崇高な存在が当たり前と思っていましたが、違う考え方もあるんですね。一面ばっかり見ないで他の部分も共感していきたいですね

第三話 平安騎馬隊と都の日常

あやかし課の事件とはかけ離れた日常に、塔太郎の恒例行事に大も参加。
平安騎馬隊の馬がびっくりしないように塔太郎が音を立てて慣れさせる。
この行事は、何事もなく終了させるのが一般の方の安全も担っている。

そして本番当日、大と塔太郎が平安騎馬隊を見守る。

トロ
トロ

大きな事件もなく、日常のあやかし課の仕事を見ているようで面白いです

ヨイヨさん
ヨイヨさん

悪いあやかしを捕まえるたりするだけが仕事じゃないってわかるエピソードですね

第四話 清水寺と弁慶の亡霊

弁慶の百本刀が暴走!?その中でも特殊な刀の怨念が1人の少女によって解放される。
少女の力を利用しようと謎の組織が少女を惑わし、百本刀を解放させていく。
謎の集団に襲われる弁慶。あやかし課が動き出し、少女がこの事件関わっている事がわかり救出に向かう。
しかし事件の目的は、弁慶を倒す事!?
大達は、弁慶とこの事件を解決できるのでしょうか?
清水寺で決戦する弁慶!

トロ
トロ

義経に付き従う際に、弁慶は百本刀を持っていかなかったのが事の発端。長年悪さをしていた弁慶と聖人の道を極めた弁慶の本物を証明する戦いになります

ヨイヨさん
ヨイヨさん

一度弁慶に稽古をつけてもらった大達は、少しの時間でしたがかなり疲弊していました。元は武人。恐るべし

まとめ

この本を読んだのは3ヶ月前になりますが中々記事に出来なくて余韻に浸っていました。

トロ
トロ

1・2作品とは、違う大が成長していく過程が急激ではないのですが戦い方を型にはめていく部分には、武人の心得を会得する描写が読んでいて伝わってきました

ヨイヨさん
ヨイヨさん

まさる状態でも意識を少し保てるようになった大には、あともう少し!って感じでコントロールの練習をしてほしいですね

次の4作目は、購入済なのですが、
仕事が忙しく、帰ってきたらすぐ寝てしまう生活で
活字が数文字しか頭に入ってきません。
ちゃんと時間を作って本は読んだ方が勢いとか、
主人公の考え方・行動が深みに入っていくので、
ある程度の時間を確保してから読みます。

トロ
トロ

この前読み始めたら、1ページ目で気づいたら寝てしまっていました

ヨイヨさん
ヨイヨさん

時間を作って色々な事にチャレンジしていしましょうね

ではまた〜

コメント

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